お葬式に着けるアクセサリー

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東京永代供養葬儀・葬式

お葬式は冠婚葬祭の中でもマナーを守ることが重要とされます。女性は真珠のアクセサリーをする人が多いですが、これは昔の日本にはない考え方です。日本のお葬式の基本はアクセサリーを着用しません。日本は冠婚葬祭には着物で出席するため、着物とアクセサリーのバランスが取れないためです。

結婚式のような華やかな儀式とは違って、お葬式では黒で統一するためアクセサリーの出番はありません。女性のアクセサリーが定着したのは、洋装でお葬式に参列するようになってからのことです。女性はブラックフォーマルで出席するのが一般的となり、アクセサリーを付けない方がマナー違反とされる場合もあります。しかしあくまでも黒で統一するため、アクセサリーは黒色のものが基本です。

白の真珠が例外なのは、真珠が涙を表しているので適していると、別の国の王族が着用したことに由来します。日本では洋装の時はアクセサリーを付けられ、オニキスや黒曜石、ジェット、ブラックパールなどの黒色の天然石も好まれますが、和装の時はアクセサリーの着用はできません。黒色を若い人が使うのは珍しく、白の真珠が主流となっています。ただしネックレスは必ず一連のものを選ばなければなりません。

二連のネックレスは不幸が重なるとして縁起が悪いです。礼服にコサージュが付くことがありますが、お葬式には不適切です。礼服のコサージュはホテルでのお別れ会や、卒業式など比較的カジュアルな場で用います。

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